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こわい巡視 [ナースな日々]

前回の夜勤でのこと。時間は午前一時から二時。
心電図の波形にノイズが入ったので、とある見当識障害のある患者さんを見に行った。
芸能人の板尾?なんとかさんをもっと人相悪くしたような人。

カーテンを開けると目を覚ましており、もぞもぞやっている。
「どうしました?」と声をかけると、カーテンの向こうを指差して一言。

『あそこに人が二人いるんだ。あれは誰だ?』
『・・・・???』
当然だれもおらず暗闇には何も見えない。急にこわくなりナースステーションに飛んで帰った。

そのことを先輩に話すと、先輩はちょっと喜んでその患者さんの所に向かっていき、
『ぞっとした~』とすぐに帰ってきた。
聞くと、その患者さんに『あんまり看護師を怖がらせないでくださいね。仕事できなくなっちゃいますから。』といったら、
『そこに一人いるだろ、その人に変わってもらえ』
と言われたとの事。

いやー、こわかったけど面白かったです。
きっとその患者さんには“何か”は見えていたんでしょう。







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